本日は、マネースクウェアジャパンに代表される自動発注機能について取り上げたいと思います。
マネースクウェアジャパン[M2JFX]には、一度の発注で複数の取引が自動で繰り返される独自の発注システムがいくつかあります。
一定の間隔で一定金額の新規注文を同時に複数発注する「トラップトレード注文」、イフダン注文の新規と決済の注文を自動的に繰り返し発注する「リピートイフダン注文」、そしてそれらの複合注文である「トラップリピートイフダン注文(トラリピ)」などがそうです。
これらの注文方法は一部のトレーダーに人気で、その高い取引コストにも関わらず、多くの利用者がいるようです。
また、マネースクウェアジャパンは、これらの独自注文システムにおいて特許を取得する事で、自社の取引システムでしか使用できないという差別化を図ってきました。
そんな他社の追随を許さないと思われていたマネースクウェア・ジャパンの自動発注システムですが、このところ似たような注文システムをリリースするFX会社が増えてきたのです!
しかし、どうやらそれらは、一見似てはいるようですが実際には微妙にしくみが違う自動発注システムのようです。
今回は、その違いを確認してみたいと思います!!
■□■今回取り上げるのは、以下3社の発注機能です。
●アイネット証券[シストレi-NET] ⇒ 「ループイフダン」
●ジャパンネット銀行[JNB-FX PLUS] ⇒ 「連続IFDOCO注文」
●ワイジェイFX[外貨ex] ⇒ 「リピートトレール注文」
「トラリピ」は予めある一定のレンジを予測し、自分で発注ポイントを設定するのですが、「リピートトレール注文」は、相場の水準に関係なく、相場の動きに合わせて自動で発注してくれます。
もちろん、どちらの発注も必ずしも上の図のようにうまくいくわけではありません。
「トラリピ」はの場合、相場が急変してすぐに想定したレンジから外れてしまうと、うまくトラップに引っかからないという弱点があります。
また、「リピートトレール注文」の場合は、トレール幅を狭くし過ぎると損切りが続いたり、逆にトレール幅が大きすぎても利益が小さくなってしまうという問題もあります。
どちらも同じリピート系の自動発注システムではありますが、相場状況によって合う合わないがありますので、上手に活用したいものですね。
というわけで、特許を取得しているマネースクウェアジャパンとまったく同じ自動発注システムというものはどこにもありませんが、少しずつしくみを変えたものが色々と出てきているようです。
今後もこれがまた他のFX会社にも波及していくのか、引き続き各社発注システムに注目していきたいと思います。
>>>>>マネースクウェアジャパン[M2JFX]の詳細や口座開設はこちら
>>>>>アイネット証券[シストレi-NET]の詳細や口座開設はこちら
>>>>>ジャパンネット銀行[JNB-FX PLUS]の詳細や口座開設はこちら
>>>>>ワイジェイFX[外貨ex]の詳細や口座開設はこちら